自分に合った治療法で多汗症を治す

多汗症とは

多汗症とは、文字通り汗をたくさんかくことで、手のひらや顔・頭部・脇の下・足の裏の限定したところに多量の汗をかく局所性多汗症と、全身から大量の汗を発生させてしまう全身性多汗症があります。局所性多汗症では、通常は複数の部位に多くの汗をかきます。

多汗症は症状の現れる部位によって呼び方が異なります。

・手掌(手のひら)多汗症:手のひら

・足蹠(そくせき)多汗症:足の裏

・腋窩(えきか)多汗症:わきの下

多汗症の特徴として、3つ挙げられます。

・発症する時期が小児期であり、局所性多汗症は老年期まで終生に及ぶ。

・常に発汗しているわけではなく、多汗と無汗の状態が交互にみられる。精神的緊張や体温の変化をきっかけに多汗となることがしばしばある。

・左右が同じように発汗する(交感神経の別疾患での多汗は左右差がある)。

多汗症になると、「字を書こうと思ったら紙が濡れて破れてしまった」「鉄棒・球技が難しくなる」「フォークダンスのとき、他の人と手をつなごうと思ったら、自分の手がべたべたしていた」「ピアノを弾こうとすると、鍵盤から指が滑ってしまう」など不便が伴います。ほかにも、握手やパソコンのキーボードの扱い、紙幣やレシートの受け渡しなど、生活に支障を感じる場合も少なくありません。このため、たえずハンカチや手ぬぐいなどを持たなくてはならなくなります。

では、多汗症の原因は何なのでしょうか。多汗症の原因として、

・ストレスによる交感神経の活発化

・何らかの病気や疾患、具体的には中枢神経系の異常・循環器疾患・内分泌異常・代謝異常など

・食事

・ホルモンバランスの崩れ

・更年期

・遺伝

などが挙げられますが、多汗症の多くは精神的なものによるといわれています。もちろん精神的なものだけでなく、さまざまな原因があり、2つ、3つ重なって症状が出ている場合もありますし、原因が特定できないことも多いようです。

多汗症でなくても、汗が出る原因は数多く存在し、多岐にわたります。本当に多汗症であるかどうかの判断は個人では難しいもの。汗が原因で生活に影響が出る心配などがある場合は、多汗症クリニック、もしくは美容クリニックなどに相談してみることをお勧めします。

多汗症の治療

多汗症とは、汗の量が異常に多く出る症状をいいます。人は暑いときや体温が上昇したときに汗をかきますが、多汗症の人は、体温調節の必要がないときに大量に汗をかいてしまいます。

多汗症の原因には、ストレスや食事、病気、遺伝などいろいろあり、いくつかが複合して起こる場合もあります。多汗症の症状でひどく苦痛を感じる場合は、専門医に相談し、多汗症治療に踏み切るのがいいでしょう。

現在治療医院(美容クリニックなど)では、多汗症の治療にさまざまな治療法が用いられています。主な治療法として、

・心身療法〜カウンセリングによって汗に対するマイナス意識を変えていったり、自律訓練法によって自律神経の働きを整えるなどの療法を行う。

・薬物療法〜汗に対する不安を取り除くために精神安定剤を使用したり、発汗を促進させるアセチルコリンという伝達物質を抑制する薬(ボトックス)を注射するなど。

・制汗剤の使用〜一時的に汗を止める方法で、塩化アルミニウムなど様々なものが市販されているが、専門家に相談して自分に合ったものを使用すること。

・イオントフォレーシスによる治療〜多汗症の部位に弱い電流を流して、汗を抑制する方法。

・超音波治療〜超音波手術器で、発汗の原因である汗腺類を取り除く治療法。

・手術〜発汗を作用している交感神経をブロックする手術。スコープを使っての手術のため、傷口は小さく、手術時間も短く、患者への負担は少ない。

他に自分でできる対処法として、

・ストレスの解消。

・肥満防止〜皮下脂肪が厚くなると、体温が上昇し多汗症になりやすくなる。

・適度な運動〜肥満予防や疲労物質をためないため。

・水分を摂る〜血行をよくするため。

・食事〜刺激の強い食品を避け、肉類を減らし豆類を積極的に摂る。

などが挙げられます。

多汗症はその当事者にしかわからない辛い悩みですが、本人の思い込みや、勘違いというケースもよく見られます。治療を受ける前に、カウンセリングを受け、「自分は本当に多汗症なのか」「治療が必要なのか」などしっかりと落ち着いて考えてみることが大切です。その上で専門医に相談し、自分に合った治療法を選びましょう。ただし、執拗に治療を勧めるような病院はあまり信用しないほうがいいと思います。

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