体臭は病気!?

体臭について

体臭とは文字通り「体の臭い」のこと。もっと具体的にいうなら、皮膚の汗腺・皮脂腺から分泌された脂質が酸化することにより生ずる臭気のことです。

体臭はなかなか自分では気づきにくいもの。近しい人に指摘されたり、周囲の人が不快感を示したりすることで気づくこともよくあることです。体臭は、長い間お風呂に入らなければ、誰でも発してしまいますが、毎日お風呂に入っていても体臭がするのはなぜでしょうか?

体臭の発生源には、

・皮脂腺〜分泌された皮脂が空気に触れることで酸化し、体臭が生じる。

・汗腺(エクリン腺)〜汗が皮脂と混ざり合い、雑菌が繁殖して体臭が生じる。

・脇の下、乳輪、外陰部などにある汗腺(アポクリン腺)〜汗に脂肪、鉄分、尿素、アンモニアなどが含まれ、臭いを発する。

などが挙げられます。

体から発せられる臭いには個人差があり、臭いの強さもまた人それぞれ。人間は生きている限り、汗もかけば垢も出ますし、体はどうしても汚れていきます。こうした自然な体臭は、清潔にすれば解決するものですから、さほど気にする必要はないでしょう。しかし、病的な体臭は、ちょっと注意が必要です。

病的な体臭とは、例えば、糖尿病になると甘い臭いがするようになり、甲状腺機能亢進症やパーキンソン氏病になると、独特の体臭が出るようになります。体臭がいつもと違う、変わってきた、ケアをいろいろしても臭いが軽減されない...こんなときは、一度専門医に相談してみましょう。

体臭の予防

体臭とは、体から発する不快な臭いのこと。人間は誰でもある程度臭いがあるものです。病気からくる体臭の場合には早急な治療が必要です。しかし、そうでないときは、体臭を予防するには、まず自分の生活習慣を見直すことから始めるといいでしょう。

体臭の予防として、以下のようなことが挙げられます。

・食生活を見直す〜間食を控え規則正しい食事を心がける。洋食よりも和食中心にし、動物性タンパク質や脂肪を減らす。緑黄色野菜などの野菜を十分に摂る。

・全身をいつも清潔に保つ〜衣服はできるだけ吸湿性・通気性のよい物を着用する。ハンカチやタオルを常に持ち歩き、汗をかいたら直ぐに拭う。

・精神的ストレスをためない〜ストレスは皮脂の分泌をさかんにするホルモンを多く分泌させるので、ストレスはうまく発散することが大切。

・酒、タバコ、香辛料などを控える〜体臭を絶つためには、根本的な体質改善が必要。体を健康に保つことは、体臭除去にも役立つ。

・内臓疾患などがある場合は治療する〜甲状腺機能の亢進や肥満、肝障害、腎障害、糖尿病があると、血中の悪臭物質が増加。

・肥満を解消する〜太っていると皮脂の分泌が増え、さらに汗をかきやすくなる。

・過度なダイエットをしない〜急激なダイエットにより、一時的に血液中の糖の濃度が低下し、甘酸っぱい臭いが出ることがある。

また、体臭予防グッズとして、石鹸やサプリメント、ジェル、クリーム、消臭スプレー、体臭治療機器などいろいろあるので、これらを試してみるのもいいかも。ただし乱用は禁物。大事なことは根本から臭いを絶つ努力をすることです。

どうしても体臭がきつい場合は、専門医で本格的な治療を行うことになりますが、専門医での治療法には、次のようなものがあります。

・薬〜専門の医師に相談し、軟膏などを処方してもらう。

・電気凝固法〜高周波または絶縁針電極を使用してアポクリン腺を凝固させ、機能を抑える。

・ボトックス注射療法〜アポクリン汗腺やエクリン汗腺といった汗腺の働きを抑制。

・手術〜わきが臭が強いときに行う。皮膚を切ってアポクリン腺を除去する。

体臭の予防や治療は、その原因によってまちまち。病気が疑われる場合は医者にかかることが先決。また、食生活の改善によって解決する場合もありますし、単に不潔なだけなら、まめに入浴すればいいでしょう。いくつかの原因が重なり体臭となることもあります。いずれにしろ体臭の予防・対策には、原因の特定が最も重要になります。

レバレッジ幅が広いFX業者